動物の世話

動物の世話

 

動物のそばで、子どもの安全を守る

自宅で飼っている動物が、保育する子どもに危害を及ぼさないようにする必要があります。犬に噛まれたり怪我をさせられたりした子どもについての恐ろしい話題は、しばしば新聞紙面に登場しています。
2010年6月には、ロンドンの自宅で眠っていた9カ月の双子がキツネに襲われました。暑い時期で、保護者はテラスの扉を開けたままにしていました。
ハムスターやウサギも、特に子どもがケージ越しに指を突き出すと噛むことがあります。猫は、遊びが激しくなりすぎると引っ掻くこともあるでしょう。

動物は、特に刺激されたり傷つけられたり、また危険を感じると、予測不能な行動をする場合があります。動物の世話や扱いについて子どもに教えてもかまいませんが、子どもの安全を守る最終的な責任は保育者にあります

前述のとおり、動物がどれほど人に慣れ、人なつこいと思っても、また子どもがどれほど注意深いと思っても、子どもをペットやほかの動物と一緒に放置してはいけません。最愛の老犬は、保育者にとっては世界で一番心を奪われる動物かもしれませんが、保育者がその場にいない時に別の人に触られたり、活発でうるさい年少の子どもの中にいたりすれば、激しく反応することもあり得るのです。

  • どの保育者も、子どもに寛容ではないペットを自宅で飼ってはならない。
  • 動物の世話の仕方を子どもに教える。適切な場合は、かごの掃除や餌やりをさせてみる。
  • 動物に触った後は手を洗い、ペットにキスをしないよう子どもに教える。ペットに顔を舐めさせるのは好ましくない。
  • 病気の子どもと同様、病気の動物には、時間と特別な注意が必要です。子どもの保育中には、この点を考慮する必要があります。病気の猫を動物病院に連れて行かねばならない場合、子どもをどうすればよいでしょうか。どのようにすれば、保育する子どもから病気のペットを適切に隔離できるでしょうか。
  • 子どもにもペットにも、新鮮な空気と運動が必要です。犬の散歩に行き、かつ子どもの保育をする十分な時間があるかどうかを検討しましょう。
  • 動物の餌やりに使用する餌皿は、人間が使用するものとは別にし、洗う時も別に洗います。
  • 「ペットの粗相」は直ちに清掃し、すべてを衛生的に廃棄します。
  • 子どもが立ち入る前に、屋外の遊び場に動物の糞がないかどうかを確認します。保育者の庭をトイレとして使用しているのは必ずしも保育者のペットとは限らず、近所の動物かもしれません。
  • 保育者や家族が珍しいペットを飼っている場合、子どもが近づけないよう、しっかりと適切に小屋などに収容しておくこと。
ケーススタディー:ハムスターは噛むこともある
ジェニーとトム(5歳)、アーメド(3歳)は、テラスでハムスターのかごを掃除していました。そこで電話が鳴り、ジェニーはトムとアーメドに自分が戻るまで待つよう伝えました。するとジェニーの電話中にトムが駆け込んできて、ハムスターがアーメドの指を噛み、アーメドが泣いていると言いました。

  • ジェニーはどうすればアーメドが噛まれるのを防ぐことができましたか。
  • かかってくる電話にジェニーはどのように対処すべきだったでしょうか。

 

評価への課題

評価基準2.1

健全かつ安全な在宅保育環境の重要な要素を説明する。
【保育・教育顕彰評議会タスク5】

作成するリーフレットの最初のセクションでは、健全かつ安全な在宅保育環境の主要要素について説明する必要がある。これには、動物の世話や食品の保管および食事の準備などの衛生上の日課や実践に関する情報が含まれるでしょう。
情報量が多くなるため、文章のほか、図や表、略図などを使用し、創造的な作成方法を考えましょう。

上述のとおり、この評価基準には相当な量の情報が関係してきます。リーフレットを作成しない場合、短いレポートを作成し、健全かつ安全な環境の主要要素を理解していることを示す必要があります。

 

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