医薬品およびその他の危険物の保管

医薬品およびその他の危険物の保管

 

医薬品および処方薬

保育する子どものために、医薬品や処方薬を保管し、投与する必要が生じる場合がります。この中には、吸入器、エピペン、糖尿病用注射(インスリン)、錠剤、シロップ、クリーム、水薬などがあります。保育者は、医師、歯科医師、看護師または薬剤師によって処方された医薬品以外は受け入れるべきではありません。

重要用語
処方薬 - 医師、歯科医師、薬剤師などによって許可された、認可薬および治療

 
医薬品および処方薬は、添付文書またはラベルに記載された指示に従って保管しなければなりません。保護者が添付文書を提供しなかった場合は、例えば、その医薬品や薬剤は冷蔵庫で保管する必要があるかどうかなど、適切な保管方法について保護者に確認する必要があります。すべての医薬品は、必ず子どもの手の届かないところに保管すること。
冷蔵庫内に保管する場合、医薬品が食品と接触することのないようにします。

いかなる形状であっても、薬剤、注射、またはその他の器具の挿入を伴う処置を子どもに施す場合は、そうした処置を問題なく行うため、最新で適切な講習を受講しておかなければなりません。しかるべき医療保育実践者による講習を受け、自分の技能についての確認書を発行してもらうこと。子どもに医薬品を投与することについては、保護者の書面による許可を得る必要があります。

確実に適切な量を子どもに投与できるよう、医薬品や処方薬の用量の指示に従います。子どもに薬剤を投与する際は必ず、いつ医薬品や薬剤を摂取すべきか、例えば食前であれば、どの程度前なのかを、正確に把握すること。糖尿病用のインスリンを摂取する子どもは、食事の30分前の注射を必要とする場合があります。

薬剤の目的、言い換えればどのような作用があるのかも把握しておく必要があります。この情報を知らなければ、薬剤が適切に作用しているかが判断できません。保護者から、できれば書面でこの情報を入手しましょう。
また副作用があるかどうかについても忘れずに尋ねておく必要があります。医薬品に望ましい効果が見られないと思われる場合も想定されます。そのような場合の対処法を把握しておくこと。子どもは一人一人異なり、その反応も異なることを留意しなければならなりません。

適切な実践のキーポイント
薬剤

  • 保護者の書面による許可がない限り、決して子どもに薬剤を投与してはならない。
  • 医薬品の投与および保管に関して、方針を明文化する。
  • 処方薬や医薬品を子どもに投与する際は、毎回、投与した日時および投与量を記録しなければならない。
  • 医薬品およびその他の処方薬は、鍵のかかる、持ち運びできない容器に保管する(冷蔵庫に保管する場合を除く)。
  • 正確な用量と医薬品を投与する頻度だけでなく、特定の投与方法があるかどうかも確認しておく。例えば、注射器を使用する、スプーンで与える、水や食品と一緒に服用する、などが考えられる。
  • 医薬品の投与を忘れた場合の対応について確認しておく。

 

その他の危険物

液体洗剤、粉末洗剤、一部の化粧品、脱臭剤、食洗機や洗濯機用のタブレット洗剤、スプレー、アルコールなどの危険物は、子どもが決して近づけない場所に保管しなければなりません。こうした物を保管する棚には、いたずら防止ロックを取り付けるとよいでしょう。
 

評価への課題

評価基準2.5

医薬品を保管および処方する方法を説明する。
【保育・教育顕彰評議会タスク5】

作成する情報リーフレットの最後のセクションでは、医薬品の保管および投与方法について、他の保育者に説明すること。これは重要な情報であり、明快かつ厳密に説明しなければならない。地域の保健センターや診療所を訪問し、関連する有益な情報をさらに入手する。
保育・教育顕彰評議会タスクを実施しない場合、医薬品の投与および保管に関する保育者の方針と手順を、この基準に対する証明として使用してもよいでしょう。

 

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