おもちゃ図書館や備品ローン制度を利用し、遊ぶ機会を拡大させる

おもちゃ図書館や備品ローン制度の利用を通じて遊ぶ機会を拡大させる方法

 
チャイルドマインダーと保育する子どもに関するドロップイン・セッション(寄合い・会合の意)は、チャイルドマインダー間の非公式な会合であったり、あるいは子育て支援センターを通じて企画されたりすることもあります。ドロップイン・セッションは支援を提供し、アイデアや好ましい慣行やリソースを共有する機会を提供する上では非常に有益なものとなります。

あなたがあらゆる状況に適した玩具、本、遊び道具を網羅していることを期待されているわけではありませんが、短期間かつ特定の目的であなたが遊び道具を持ちたいと思うことはあるかもしれません。

  • 特別なニーズを持った子どもを保育したら、その子に適合した玩具や備品が必要になるかもしれない。
  • 保育する子どもを病院へ連れて行くことになりそうな場合は、病院での診療の合間に読み聞かせるためのお話の本を、地元の図書館から借りて来ることができる
  • 病院の制服への着替えスペースがほしくなったり、お医者さんごっこをしたくなったりするかもしれない。

こうした状況に関して、おもちゃ図書館は非常に役立ちます。おもちゃ図書館では、玩具や備品をわずかな料金で一定期間、保育者に貸し出してくれます。ほとんどの場合、玩具の受け取りと返却は図書館で行わなければならなりません。
おもちゃ図書館には障害のある子どもが利用しやすい玩具も用意してあります。地元の家族情報サービス(Family Information Service)や子ども・家族サービス子育て支援センター(Children and Families Service Children’s Center)あるいは図書館に、あなたの住む地域におもちゃ図書館があるかどうか聞いてみましょう。

保育者には玩具や備品を保育者間で非公式に共有している人もいます。これはあなたの住む地域の他の保育者と出会う別の良い理由となり得るでしょう。保育者グループの中には、協力して自分たちのおもちゃ図書館を設立するためにNational Lotteryから資金を得ることに成功したところもあります。こうしたものについても、地元の図書館やインターネットを通じて住所を知ることができます。

地元の図書館の中には、プロの保育者にチケットを渡して、大量の本を借りられる団体貸し出しの制度を設けているところもあります。こうしたサービスについては地元の図書館で尋ねるとよいでしょう。

特別なニーズまたは追加ニーズのある子どもの保育をしている場合には、関連する協会が遊び道具についてアドバイスや支援をしていることがあります。規模の大きな組織の中には、独自のおもちゃ図書館を運営している支部のある組織もあります。子どもの保護者に、そうした協会の会員であるかどうか尋ねるのも良いでしょう。会員であれば連絡先の名前と電話番号を教えてもらえるので、こうしたやりとりが一層やりやすくなるでしょう。

トレイシーは宿題を手伝う
登録チャイルドマインダーのトレイシーは、自分の年少の子ども2人のほかに、放課後に3人の8歳児の面倒を見ています。年長の子どもが、学校でエジプト人について学んでおり、灌漑道具のモデルを作ることに関する宿題があるとトレイシーに伝えました。トレイシーの自宅にはその宿題の参考になる本がないので、地元の図書館へ行ってこのテーマに関連する本を5冊借り、子どもの宿題を手伝うことができました。

  • 他の情報源としてトレイシーは何を利用することができましたか。
  • このような場合、あなたならどうしますか。

 

適切な実践のキーポイント
在宅での遊びの活動のためのその他の機会

  • 適切なオープンスペースまたは片付いた部屋で「体操」の時間を設けるようにする。これは、年齢に関係なくすべての子どもが参加できる。
  • 子どもが絵を描いたり、色を塗ったりできるように、壁紙を1ロール利用する。年長の子どもには、紙のロールに沿って展開する物語を描くように促すとよい。
  • 古いシーツ、カーテンや箱で隠れ家を作り、その後、その中で食事をするピクニックの準備をする。
  • 他の家庭的保育者と協力し、天気が良ければミニスポーツイベント、宝探し、あるいはピクニックを企画する。
  • 年長の子どもに、友だちと協力して、あなたや年少の子どもを楽しませる劇を上演するよう促す。
  • 地元の公園、博物館や興味のある場所へ出かける特別な日を計画する。カメラを持って行き、子どもに興味がある物の写真を撮らせる。こうした写真を使ってスクラップブックを作ったり、後日焼き増しをしてあげたりする。

保護者にあなたの計画を知らせ、子どもを外へ連れ出す前に同意書を必ず入手しておくようにしましょう。

 

評価への課題

評価基準5.5

子どもの遊びを支援するために他にどのようなリソースを利用できるか比較検討する。
【保育・教育顕彰評議会タスク7】

何かを比較する場合は、何が良くて何があまり良くないか、あるいは強みや弱みについて判断をしている。遊びを支援するために他にどのようなリソースを利用するか。
下の例のように、リソースを検討し比較するために表を作ってもよい。

リソース 強味 弱み
レゴ(Lego) 微細運動能力と協調運動、問題解決、デザインを促す。 幼児には相応しくない。
ままごと遊び ロールプレイ、創造力、順番交代、共有を促す。 年長の子どもは興味がない。
ジャングルジム 粗大運動能力、挑戦とリスクを促す。 すべての子どもに相応しいわけではない。

この表のように、保育・教育顕彰評議会タスクを完了させるために、比較方法の詳細を書き加える必要があるかもしれない。

 

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